2024年12月20日
スポーツトレーナー鍼灸師科
スポーツ鍼灸 捻挫編
今日はスポーツや日常生活でよくやっちゃうやつ、ねんざについての実技授業です。
ねんざって足首をぐねるやつですね。
足首から先にはたくさんの骨や筋肉が複雑に組み合っていて体を支える大事な大事な場所なのに、「痛くても歩けるから」ってほったらかしにされがちです。
内側にひねるねんざ(内反捻挫)の検査をしたらクラスのみんなのほとんどの足首がぐらぐらしてましたなんてこったい!
鍼灸の刺激は体にとっては小さなケガと同じなので、怪我を治そうという仕組みである自然治癒力スイッチが入ります。
ねんざの足首が腫れている時には痛いところではなく痛いところのそばに鍼をすることで鍼をした場所に血液を集め(健部誘導っていうよ!)、おおもとの怪我であるねんざの腫れがひどくならないような処置をしたり、
痛いところをかばう事で負担のかかる他の場所に施術をしたりしますね。
今回は内反した足を支えるための長腓骨筋、不安定になった足の外側の足底アーチを支える短腓骨筋の両方にアプローチできるツボに鍼や灸をして体の変化を確認しました。
お灸!
鍼!
足首から先への施術ですが前屈しやすくなりました。
鍼灸では勉強すれば勉強するほど一つの症状やケガに対していろんなアプローチができるようになるのでいっぱい勉強して下さいね。