こんにちは、鍼灸師科の濵田です。

 

どんどん朝晩の気温が下がってきましたね。

先日、ラジオ大阪の「こおり健太　夢・種まきタイム」の収録に伺いました。

 

リスナーの方からこおり健太さん宛ての温かいメッセージが寄せられていてほっこりです。

お馴染み、収録内容は毎月第４週目にある「平成・健康サポート」のコーナーで

から寄せられるお悩み相談に対する回答です。

 

どのお悩みにこたえさせていただくか今回もとても悩ましいところでしたが、

番組の放送時期も考えて手が冷たくなってしまうお悩みへの回答を

こおりさんがチョイスして下さいました。

 

 

冷え性の方にとって手足が冷たいのってますます寒くなるので悩みの種です。

昔から首ってつく場所は温めるといい・冷やすのはよくないって言われていますが、

首・手首・足首は体の構造上皮膚のすぐ下を太い血管が通っているので

外気温の影響を受けやすい場所になります。

冷たい風や水にそういった場所をさらすと血管を通過する血液が冷えてしまうので、

体のそのものの温度が下がってしまいます。

 

このブログを読んでいるあなたも体温が下がると風邪をひきやすくなったり

疲れやすくなったりしますのでなるべく手首や足首は冷やさないようにして下さい。

 

自分の体験って人に言われる以上に納得できますもんね。

偶然に手首カバーを付けていて冷えの症状が全然違うことに気がついたリスナーさん素敵です！

冷たいお水に触れていると手が冷たくなってしまうという

お悩みの中でくしゃみに関する話題が出たのですが、

くしゃみって想像以上に侮れないヤツですからね！

 

鼻の異物を吹き飛ばすためにむずむずっときて一気に空気を通すのが

くしゃみの反応ですが、寒い時にもくしゃみって出てきます。

寒い時にブルブル震えるのと同じで筋肉を一気に収縮させた瞬間

一人おしくらまんじゅうで体温を上げる働きもあるんです。

全身の筋肉が急にぎゅっと縮むので筋肉痛の時の不意打ちで飛び出して来る

くしゃみのつらい事ったらもうね・・・。

 

今回は冷たくなった手の血管を広げて循環を良くするツボのお話をさせて頂きました。

肘のしわの親指側の端っこにある曲池（きょくち）、

手首真ん中・手の甲側にある陽池（ようち）というツボです。

 

気持ちのいいくらいの力加減で曲池をほぐしてると

だんだんツボを押されている側だけでなくツボを押している側の手も

温かくなってくるので、今度は陽池を優しく刺激してください。

 

手をぐーばーしながらツボ刺激ができそうならその方が早く温まりますよ。

お湯で手を洗うと表面はすぐに暖かくなりますが、冷えてしまうのも一瞬です。

ツボの刺激や軽い運動など積極的に自分の体を動かして、

みなさんも冷えに負けない冬にしましょうね。

 

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