平成医療学園専門学校 スポーツトレーナー・柔道整復師・鍼灸師

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2023年2月16日

鍼灸師科

【教員ブログ】2月ラジオ出演

こんにちは、鍼灸師科の濵田です。

あっという間に2月になりました。

今月もラジオ大阪の「こおり健太 夢・種まきタイム」

毎月第4金曜日放送健康相談コーナーの収録行ってまいりました。

 

 

収録中にこおりさんがお葉書の紹介をしてらっしゃるときには

静かにそばにいるのですが、葉書の選び方や添えられたかわいいイラスト

きれいな文字などなどお葉書って書かれた言葉以上に情報量が多くて素敵ですね。

 

 

今回番組で取り上げさせていただいたのは

更年期のほてりやイライラに関するお悩みです。

 

 

こおりさんが真剣に吟味して選んで下さったご質問ですので、

私も全力でお答えさせていただきましたよ。

 

 

基本的に更年期の問題はホルモンバランスが加齢により大きく変化し、

心身のバランスがとりにくくなることで生じます。

以前は更年期の問題は女性だけのものと考えられていましたが、

近年では男性の更年期障害も治療対象と考えられるようになってきました。

 

健康の困りごとがある方は自分だけで悩まず信頼できる方に相談してみて下さいね。

東洋医学では異病同治・同病異治という考え方があり、

違う疾患でも同じ治療をしたり同じ疾患でも違う治療をすることがあります。

 

(その辺の詳しいお話が聞きたい方はオープンキャンパス

入学後の東洋医学概論の授業をどうぞ!)

 

今回は更年期障害っぽいというお悩みでしたが、

ストレスでイライラする・ほてり・のぼせや頭痛を感じる

という悩みでお困りの方によく使う経穴(ツボ)の話や、

日常生活を改善するコツのお話をさせて頂きました。

 

平成医療学園専門学校では3年生の皆さんが国家試験直前最後の追い込みで

本当に本当に毎日必死に頑張っています。

 

また年度末が近づき、環境の変化や多忙でストレスを抱える方も多いのではないでしょうか。

東洋医学的には加齢による腎陰の衰えが肝の熱を押さえられなくなる事で

イライラ・熱という症状が現れると考えますが、

更年期といわれる年代でなくてもストレスで肝の熱が発生して

同じような症状が発生することもあります。

 

肝の熱を冷ますのには行間・太衝というツボがお勧めですね。

 

 

 

どちらも足の甲にあり、足の親指と人差し指の間の延長線、

水かきの手前に行間、骨がV字になっているところに太衝があります。

 

強く押すと痛みを感じやすいところなので、

押す時には足の甲側と足の裏側から挟むようにつまんで

じんわりそーっと刺激してみて下さいね。

外反母趾の傾向のある方もこのあたりを刺激すると気持ちがいいと思います。

 

 

ラジオは金曜日の夕方16:30~の放送なので

授業中で聞けないよっていう学生さんはRadikoで『夢種まきタイム』って検索してみて下さい。

過去2週間分の放送分を聞くことができますよー。

 

日差しはの気配を感じますが、まだまだ寒さが続くので

体調管理に気を付けて過ごしたいですね。

 

 

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