平成医療学園専門学校 スポーツトレーナー・柔道整復師・鍼灸師

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2023年5月23日

鍼灸師科

【教員ブログ】5月ラジオ大阪

こんにちは、鍼灸師科の濵田です。

1年のうちで一番過ごしやすい季節になってきましたね。

ずっとこれが続けばいいのに・・・!

 

今月もラジオ大阪の「こおり健太 夢・種まきタイム」、

毎月第4金曜日16:30からの放送健康相談コーナーの収録行ってまいりました。

 

今回の収録では編集担当の方の腕が見どころ聴きどころ!

 

出だしで派手に噛むこおりさん、丁寧な表現をしようとしたはずが

一周まわってフォロー不可能な大事故レベルの濵田の発言が

きれいに無かったことになっているはずです。

 

生放送じゃなくてよかった・・・。

 

ちなみに今回の収録、お土産がとっても豪華でした。

発売日前の新曲のCDにサインもらってしまった・・・恐れ多い!

 

 

5月17日発売だそうですので、

たぶんこのブログがUPされる頃には店頭に並んでいると思います。

 

夢種まきタイムのリスナーさん同士の思いがけない出会いの報告を頂いて、

収録でこれでもかとお名前を連呼するこおりさんに笑いをこらえるのが大変でした。

 

ラジオ聞いていて自分の名前を急に呼ばれたらきっとびっくりされるでしょうね。

 

今回のお悩み相談は仕事中の眠気についてでした。

うつらうつらしているときに急に名前を呼ばれたらびっくりして

目が覚めると思いますができれば自分で眠気を何とかしたいもの。

 

いちばんいいのは開き直って15~30分程度の昼寝をしていただく事。

そうはいっても昼寝ができる人ばかりではありませんね。

 

ラジオでは尺の関係もあって説明できませんでしたが、

意識がはっきりしている状態を「覚醒(かくせい)」といいます。

うつらうつらしていたり、眠ってしまって意識を手放している状態と真逆ですね。

 

この覚醒状態になるためには感覚情報が脳で処理されて、

脳幹の中の上行性網様体賦活系が働くことが必要です。

 

簡単に言うと体に刺激を入れて、どんな刺激が入ってきたか

ちゃんと感じると目が覚めるということです。

(こういう難しい話は生理学っていう科目でちゃんと勉強します。)

 

 

敏感な場所や脳が反応しやすい場所を刺激すると

眠気を覚ましやすいと言い換えることもできますね。

 

身体を動かすこともいい刺激になるのでオフィスなら

席を立ってストレッチをしたり、コピー用紙の補給など

積極的に席を立つようにするといいですね。

 

ツボのお話として今回は「井穴(せいけつ)」と

「百会(ひゃくえ)」を紹介させていただきました。

 

 

 

 

指先の爪の付け根にあるツボをまとめて井穴といいます。

これは親指から小指まで全部の指に存在しているツボになります。

東洋医学では経脈の出るところ、とされていて主に気の流れが

悪くなっているときの症状に使うツボです。

 

 

うつらうつら眠くなるってまさに気の流れが悪い状態ですね!

窓を開けて部屋の空気を入れ替えるとすっきりするように、

気を流して気分をすっきりさせましょう。

 

 

指先は強く押さえなくても刺激感を感じやすい場所になります。

左右すべての指を順番に刺激して、ツボを押してる感覚よりも

ツボを押されてる感覚に集中してみて下さい。

もう一つの百会は頭のてっぺんにあるツボです。

 

 

 

上手に押すには指先ではなくてグーにした手の関節を使って

頭のてっぺんを縦にこするようにすると刺激しやすいです。

 

 

 

 

昼間に眠気が襲ってくるのは睡眠の質や時間が不足していたり、

食後の血糖値の急上昇・急下降が関連していたり、

いろんな原因が考えられます。

 

 

生活習慣や食事内容の見直しをしつつ、

眠気に負けないようにしましょう。

 

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