平成医療学園専門学校 スポーツトレーナー・柔道整復師・鍼灸師

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2024年6月27日

その他鍼灸師科

【教員ブログ】6月ラジオ大阪収録してきました

鍼灸師科の濵田です。

急に熱くなりましたね!

暑さに負けずラジオ大阪まで収録に行ってまいりました。

毎週火曜 17:15~17:45に放送されているOBCラジオ『こおり健太 夢・種まきタイム』。毎月第4火曜日は健康相談のコーナーがあります。

鍼灸ならではの東洋医学やツボの話、ちょっとした体の使い方のコツについてのご質問には鍼灸師科の私が張り切ってお答えさせて頂いております。

本日は姿勢のお悩みを取り上げさせていただきました。

ちなみに毎度おなじみ収録こぼれ話ですが、今回は学校の広報スタッフが同行して下さっていたのですが、初対面の人がいることに皆さん緊張したのかあっちからこっちからNGが連発になっていてやらかした人以外は大笑いになっていました。収録が進んで調子の出てきた健太さんの写真を撮ったなら広報にいっぱい写真を使うようにという圧が素晴らしかったです。

 

良い姿勢、といわれると「胸を張って」「背筋を伸ばして」というイメージを持っている方もいらっしゃるでしょうし、少しマニアックに横から見たときに頭頂部・耳たぶ・肩峰・大転子・膝関節の前部・外果が一直線になっているのが正しい姿勢、というのをご存じの方もいらっしゃるかと思います。

でもこれ全部意識しようとするとあちこち変な力が入ってしまい、正しいのか正しくないのか結局わからなくなってしまいますよね。

ラジオでは骨盤と肩甲骨の2か所に絞って正しい姿勢・本当の意味で楽な姿勢をお伝えさせて頂きました。

 

寝ている時・立っている時・歩いている時・座っている時、生活の中ではいろんな「姿勢」がありますが座る姿勢から考えてみましょう。

背中を丸めた猫背になっている場合、多くの人は骨盤が後ろに倒れてお尻のお肉の上に座っている状態になりがちです。

座った姿勢のままわざと腰をそらせてみたり、背中を丸める動きをゆっくり繰り返していただくと坐骨という骨に体重がのっかる瞬間があると思います。

 

そこで左右の坐骨にバランスよくのっかるように微調整をしていただくと腰に負担のかからない骨盤の立った姿勢になります。

お腹(腹横筋)に力をいれられないと骨盤を起こすのは大変なのでこの姿勢が難しい人は腹筋が弱っていますね。

お腹を少しひっこめるように力を入れると骨盤を意識しやすくなるはずです。

土台である骨盤をきちんと起こしたら次は肩まわりを整えましょう。

骨盤を立てたまま、肩を前に寄せられるだけ寄せてから、ぐぐぐっと耳に近づけるよううんと肩をすくめて下さい。そこで3秒ほど止めてから、すとんと力を抜いてください。肩甲骨が程よく落ちた状態になっているはず。

番組ではお伝え出来ませんでしたが猫背・巻き肩の人は胸の筋肉のストレッチをしていただくのもおすすめですよ。

 

姿勢を良くするには胸を張るより骨盤を立て、肩甲骨を程よく寄せた状態にするのが大事です。立った状態でも腰と肩甲骨の位置を意識するときれいな姿勢になります。

最初は骨盤を立てた状態を続けるのが難しいかもしれませんが、気づいた時だけでもお腹をひっこめるよう意識してみる事で姿勢は変わってくるので頑張ってみて下さいね。

 

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