平成医療学園専門学校 スポーツトレーナー・柔道整復師・鍼灸師

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2024年5月30日

鍼灸師科

【教員ブログ】5月ラジオ大阪収録してきました

 

鍼灸師科の濵田です。

今月もラジオ大阪まで収録に行ってまいりました。

毎週火曜 17:15~17:45に放送されているOBCラジオ『こおり健太 夢・種まきタイム』。

すっかりおなじみ月に一度の収録タイムですが、毎日毎日だとだんだんの変化で気がつきにくいものですが1ヵ月たつとなると前回に比べて季節が移ろったのをお互い感じつつの世間話から打ち合わせが始まります。

今回の収録ではちゃんと健康相談のテーマが決まっていたのに!

 

ある家事についてどうやると上手くできるか、という健太さんの長年の疑問が飛び出してしまい、和気藹々と盛り上がった結果ブース外のスタッフさんから早く本題に入るようにと圧がかかるというちょっとしたハプニングがございました。

放送は5月28日(火曜)なので楽しみにして下さいね。

 

今回の健康相談は歩いていると膝の力が抜ける『膝崩れ・膝折れ』についてのご相談でした。

いろんな原因があるのですが、怪我・故障がない場合の対策でお返事させて頂きました。

痛みがある場合やケガの影響がある方はきちんと病院で診てもらって下さいね!

 

本来筋肉が体重を支えるために頑張っている状態でわざと違う方向から軽く衝撃を与えるとあっさり転がるという有名なイタズラがありますね。

そう、膝カックンです。

歩いていて急に膝がカクンとなる1人膝カックン。体の使い方の癖や筋肉の柔軟性・筋力のバランスに偏りがある可能性があります。

膝とつま先の向きがそろっている状態がいちばん安全でしっかりと踏ん張ることが出来る姿勢になるのですが、スポーツやトレーニングをしていると筋力や柔軟性の関係で膝が内側に入る「ニー・イン」といわれる姿勢になりやすいです。

このニーインは関節に負担がかかって膝が痛くなるので気を付けるように指導される項目です。

 

 

ポイントになるのが外側広筋・内側広筋という太ももの前の筋肉。

外側は大きく使いやすいのですが内側の筋肉が使いにくいのでスポーツをしていない方でも外側の筋肉が硬くなって膝のお皿の骨を外側に引っ張ってしまい、そのせいで膝のバランスが崩れた状態になりがちです。

筋力が大きく低下している場合やスポーツを日常的に行っている場合であれば弱くなっている内側広筋を鍛える必要がありますが、まずはポイントを絞って硬くなった外側広筋をストレッチしましょう。

 

外側広筋を伸ばす時は膝を曲げて踵をお尻に近づけますが、踵を内側に入れるように、つま先を反対側のお尻に近づけるように意識すると太ももの前の外側が伸びるのを感じやすいと思いますよ。

 

太ももの後ろを伸ばす時には①つま先をまっすぐ天井に向けて伸ばす、②股関節からつま先を内側に向けるように意識して伸ばす、③つま先を外に向けるように意識して伸ばす、①~③で1番硬さを感じた角度でもう一回を1セットにしてストレッチしてみて下さい。

東洋医学には未病治療という言葉があります。

病気になる前の小さな不調でも気になる事は早め早めに対処するようにしましょうね。

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